ドレスコード

火曜の昼下がり、空いている時間帯を狙って見に行ったオペラシティのアートギャラリー。

この展示のほとんどは洋服もマネキンのコーデイネートなのですが
それよりもキャプションの的を得た考察、当たり前に感じていたファッションへの概念への問いかけに一回一回関心させられた展示でした。

中でも面白かったのがオランダのアーティストの「フォトノート」という作品と、ヴェトモンの2017年冬のコレクション「ステレオタイプ」の映像。

フォトノートのは通りすがる人々のファッションを撮りためて、同じコーディネート別に分けている作品。
ステレオタイプのコレクションは「パンク」「年金生活者」「ミラノ風」などのあーいるいる、を敢えて強調するルックが披露されている。

これを見た時にやっぱり見た目、というのはかなりの情報だと思いました。
そしていかにオリジナリティを出す事というのは難しい事なのか、とも感じました。

もちろんこれは髪の毛も同じ事で、やはり、街で「あ、この人かっこいいな」と目を惹くようなデザインというのはちょっと考えたからって考えつくものではなくて
毎日考えて意識的にかっこいいと思うデザインをキャッチする感性があってこそできるものだと思いました。


これは自分自身にもう一度釘をさすいいきっかけになり、お客様に提案するにはまずは自分から、、ということで私もオリジナリティがありかっこいいヘアスタイルに挑戦していこうと思いました!

ファッションってスキルだし、知性だなと改めて感じた展示でした。