断食日記。(最終回)

5日目(本断食)10月22日(木)

 

夢を見ていたのか、自分の笑い声で目が覚めた。

時計はまだ朝の5時だったが目覚めが良く、なんだかすっきりしているので起き上がる。

軽い、、身体が軽い!

昨日とは嘘のようだ!!

 

肉体の変化:頭も身体も軽くすっきりしている。目に力が入る。熱も治まり胃腸の不快感もない。

肌の調子が良い。顔色も良くふっくらピンク色。

低血糖で辛かった肩、首、頭も気にならない。

いくらでも歩けそうな足の軽さ。

 

精神面の変化:食べ物に気をとられなくなる。食べたいと思わない。興奮している。朝日を見て笑顔になる。

深呼吸をして空気がおいしいと思う。人に手を合わせたくなる。思考が前向きに、人に優しくおおらかな気持ちになる。

身近な大切な人を想い心が温かくなる。ひとつひとつの事に感謝をしたくなる。色々な想いが溢れでる。

自分の中に一本の筋が通ったような気持ちになる。

 

朝、軽い足取りで教室へ向かいました。

身体が辛そうな方はまだいましたが、皆とても良い顔をしていて肌も明るく透明感がありピカピカしていました。

声のトーンも高くなり、笑い声がたくさん聞こえます。

直感も冴え、仕事もいつになく集中できお客様との距離もグッと近づいた気がしました。

次の日の断食クラスのミーティングではそれぞれにこのような体験があったようで、

直感で花束を買って帰ったという方もいました。

五感が研ぎ澄まされ頭脳が明せきになるこの現象は、マラソンでいうランナーズハイの状態で

断食でもほとんどの方が経験するそうです。

この後も体調が悪くなる事もなく快適な断食生活を送る事ができました。

 

6日目 10月23日(金曜日)

 

本断食が終わり、この日から復食がはじまります。

ここからの復食が断食よりも大切だと言われ、方法を誤ると大変危険とされています。

断食後の10日は指導された食事方法を自分で行い、その後の食事法や食に対しての考え方なども勉強させて頂き、

盛りだくさんで大満足な断食体験、いや、人体実験となりました。

洗髪できなかった髪も食べていないせいか身体がきれいになったせいなのか不思議と臭くありませんでした。

体重もこの1週間で4㎏落ちました。

 

正に自身の生命力を確認する人体実験だったわけです。

 

ランナーズハイの興奮も落ち着き、今は元気よく穏やかに過ごしています。

友永学院の院長が言っていました、

「心地よい事が大切ですよ。自分の身体に耳を澄まし、身体が求めている量を戴いて下さい。」

 

環境が整ったこの世の中であえてシンプルな暮らしをし、人間らしい本当の幸せを味わえたような気がします。

 

私は食べる事が好きです。

家族や友人達とまた楽しく食事がしたい!それは何よりも心地よい時間です。

食べる事が好きだからこそ食の質を上げ、自分が何をチョイスしていくか。

オーガニックや無添加に拘るというよりも誤っている食癖を根本的に点検し、反省し、何をいつどのように

どのくらい食べるかを身体と会話をしながら行っていく事が人間としての正しい食生活であり、

内面からの美しさを引き出すことに繋がるのだと思いました。

今日からできること、

まず甘やかされている頭皮をブラッシングで耕し、自身で髪本来の美しさを導いてください。

そこからヘアデザインがライフスタイルを華やかに飾ることが出来れば人生も豊かになりそうですね!

 

そして一口のお米を噛み締め感謝をし、ていねいな暮らしを心がけていただけたらと思います。

 

皆様が日々健康でありますように。

おわり。