断食日記。(後編)
魔の水曜日と言われる断食4日目となりました。
この日から2日間の本断食となり、水、お塩、お酢以外は口にしません。
受講している方の体調はそれぞれでしたが、私も含め多くの方が魔の水曜日となりました。
4日目(本断食) 10月21日(水)
肉体の変化:朝から起き上がれない。深夜は何度もトイレへ駆け込み
嘔吐、手の震え、動悸、熱、
身体は鉛のように重たく冷たい。
血糖値が下がっている為に、肩から後頭部にかけての強い凝り。
精神面の変化:心配事や辛かった記憶を思い返し、断食の恐怖と合わさり自信がなくなる。
食べ物の事や食べたい欲はなくなり、ネガティブな思考ばかりとなる。
怖い夢をみる。
「這ってでも来てください。」
先生の言葉を思い出し、やっとのおもいで起き上がる。
早朝6時、通勤でせっせと歩く人の中お水と少しのお塩とお酢を抱え必死に歩く。
気持ちが悪く途中何度も立ち止まる。
早く仲間のもとえ行きたい、話がしたい!そんな思いで進みました。
教室に着き先生の笑顔と仲間がいることで涙が出そうになりました。
受講者の方々の多くは同じような朝を迎え、中には古い疾病が反応として出たり、アレルギー体質の方、
頭痛持ちや喘息を持っている方などはとても辛そうでした。
気がつくと皆で励まし合い、仲間との強い団結力が生まれました。
朝のヨガがはじまり空っぽになった身体をていねいに動かし、この日のヨガは初めて自分の身体と向き合った
ような気がします。
夕方にはだんだんと笑顔が戻り、身体も少し楽になりました。微熱はありましたが歩けそうだったので
1日1時間以上の有酸素運動という先生からのアドバイスもこなす事ができました。
断食中のヨガは腸の活動を促す動きが多くなります。
ほとんどが寝た体制で行い、疲れたら休むやさしいヨガです。
その他に呼吸法、浄化法、瞑想法等の行法で自らの生命の力を自覚させ心を強め、精神的向上を計ることを
目的とした心得を学ぶ事ができます。
そして、腸の仕組みや正しい食事方法も一緒に教えて頂けます。
断食中、髪が洗えないのでブラッシングをたくさんしましたがこのブラッシングもまた断食の苦行を乗り越え
美容に繋がる大切さを感じる事のひとつでした。
ブラッシングはポニーテールを作るような感覚でブラシを頭皮にとどかせ、襟足までしっかりととかします。
それだけで頭皮の凝りが減少し、顔色が良くなり顎のラインがすっきりしました。
シャンプー前に行うと汚れやほこりを浮かしてくれ、シャンプー剤に頼りすぎる事なくシンプルでいることができます。
そして普段からこのブラッシングを身につけると、毛母細胞が刺激され髪が太くなり健康で艶やかな髪へと
導いてくれるのです。
ブラッシングについてはまたお店で!
そして5日目の本断食はこれまた不思議体験をする事となります。
ランナーズハイってやつです!
続きはまた。